投稿日時 2022-08-04 21:31:39 投稿者 青亀 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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小説家になろう投稿作品『MAGIC×ARTS』(https://ncode.syosetu.com/n4226hn/)のイラストです。 今回はヨウジロウです。 鳶隠ノ里編後の短編集『余談ノ巻』に登場します。 王都に住む『思い出売り場』の店主で、魔法も《思い出売り場》。 思い出を売り買いする魔法で、買った思い出は他者へ売りますが、その際、人間の脳が自然に受け入れられるよう微修正は入ります。たとえば、「Aという人がCという人に名前を呼ばれた」記憶をBという人が買ったならば、その呼ばれた名前(A)が自分(B)に書き換えられるというように。 また、楽しい演劇を見た思い出ならば、演劇そのものの他、楽しかった感情も思い出として自分のものになります。さらに、演劇を観に行った際の移動もちゃんと自分がしたものだと思い込むようになります。 売り手本人じゃないと成立しない状況でも、可能な限り、あたかも自分がそんな思い出を体験したような形に記憶を修正します。 逆に、修正不可能な場合、思い出を買った記憶そのものも残しておきたいと要求もあれば、これはだれかの思い出だと割り切って、自分の一部にすることができます。かなりレアのケースですが。※それをするのは別の短編の登場人物です。 私であったら怖くて思い出を売りたくはないのですが、自分ばかりが妙に記憶に残っている恥ずかしい思い出などは、ふとしたときに思い出したくないですし、売ってもいいような気もします。しかしやはり利用しないかもしれません。買い手なら楽しい映画や演劇などを観た思い出は買いたいです。時間の節約にもなりますからね。ただ、自分で観ないとそれが本当に作家としての自分の糧にはならない気もしますし難しい問題ですね(笑) プロフィール 椎名 洋二郎 (しいな ようじろう) 年齢 - 72歳 / 誕生日 - 創暦1500年11月24日 / 星座 - いて座 / 血液型 - A2型 / 性別 - 男 / 身長 - 176cm / 二つ名 - 記憶の介入者 王都の住人。 『思い出売り場』という店を営んでいる。 近所には、兄・椎名厳一郎が経験を売買する店があった。 兄はもう亡くなっている。 ※ここからはネタバレになります。浦浜編後の短編中にも登場しますが、それに関する記述もありますのでご注意ください。 亡くなってしまった兄・ゲンイチロウとはとても仲が良かった。そのためゲンイチロウの死はかなりのショックで、死因も悲しいものであったため、思い出を手放すことを選んだ。そうしないと生きていくのがつらかった。 結果、今もヨウジロウはゲンイチロウの死を知らない。 共通の友人・エイザンはそのことも知っていながら、ヨウジロウに合わせて知らないフリをしてやっている。 魔法は《思い出売り場》。 初登場時、71歳。 |
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