投稿日時 2022-11-04 21:13:54 投稿者 青亀 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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小説家になろう投稿作品『MAGIC×ARTS』(https://ncode.syosetu.com/n4226hn/)のイラストです。 今回は幕間に登場したマタハチです。 ネタバレを含むことがあるのでご注意ください。 プロフィール 物集 又八 (もずめ またはち) 年齢 - 30代(現在は70代で、物語中は30代くらいが多め) / 性別 - 男 / 身長 - 173cm 粋奥ノ国の住人。 母カズエ(https://38719.mitemin.net/i691325/)は目が見えない。 目の見えない母親と二人で暮らしている母親孝行な息子だが、暮らしは貧しい。 蓑笠をつくり町に売りに行くのを仕事にしている。 いろんな縁が重なり、村の長者・ギンノシン(https://38719.mitemin.net/i691327/)の娘・ヤチヨ(https://38719.mitemin.net/i691328/)と結婚した。 魔法は《楽々背中蓑》。 背中当てとして背負っている物から身体を守り、痛くならないようにできる。また、荷物が軽くなる。 もう一つの魔法は《隠れ蓑》。 これを背中にかけると、限りなく見えなくなる。 完全に見えなくなっているわけではなく、隠れているだけで、元からこれを使ったことを知っている相手からは姿が見えてしまう。声を発しても、隠れているのがバレるように、気づかれて周囲に見えてしまう可能性が高い。 ※創暦一五七二年現在も生きていて、おじいさんになり、妻のヤチヨと仲良く暮らしています。 先のチカシの話を読んでくださった方は気づいたかもしれませんが、笠地蔵のお話をこの世界風に書いたものになっています。 そして、こちらのマタハチのお話はその裏側になります。 笠地蔵にはいろいろなパターンがありまして、おじいさんがつくった笠を売りに行って帰りにお地蔵さんにかぶせてやるものや、別の物を売りに行って売れずにだれかと物々交換して笠を手に入れ帰りにお地蔵さんにかぶせるものなどです。 今回は後者のパターンで、その際に交換した人にはどんな物語があるだろうと想像しました。お地蔵さんにかぶせてやる笠をつくった人も、主人公のおじいさんも、どちらの人も幸せになってもらいたいと思って、想像したのがマタハチお話です。 私は、いろんな人にいろんな背景があるから今この物語がある、という考え方で書いているので、今回のお話はそれがわかりやすく可視化されたケースかもしれません。 |
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